au世界データ定額 | 注意点(パケ死)
つくづく説明不足な体質だなと思います。
世界データ定額はすばらしいサービスだと思います。でもローミングオンしてからアプリ起動までのタイミングや24時間が切れたあとのパケ死などに注意してください。
2016年11月にハワイ(Oahu,Hawaii)で、au世界データ定額を使ってみました。その後シンガポールでも使ってみました。au世界データ定額の不親切だった点・注意点などをまとめています。ご参考ください。
ただし上記の日付の段階での情報です。
現在は変わっているかもしれません。ご了承ください。
一般的な海外旅行者が
海外でローミングをオンにするという行為は不安でたまらない行為だと思います。
にもかかわらず注意点の紹介が少なすぎる。
私は小心者なのでそういった不安をないがしろにする、または理解できない体質のauが大嫌いです。
現地での具体的な利用方法や、不安を感じそうな事柄の手順を、Q&Aのようなページでなぜ公開してくれないのでしょう。
auの157に問い合わせても、あまり理解していないのか、頼りない回答ばかりです。世界データ定額はすばらしいサービスだと思いますが
auがそういう顧客心理を理解しないのなら、ドコモさんやソフトバンクさんに、頑張って展開してもらいたいサービスです。
世界データ定額とは
ご存知かと思いますが念のためauの世界データ定額をざっくり説明します。それはわかっているという方はここは飛ばして少し下のほうの「注意が必要なのは」というところを確認ください。世界データ定額について、勘違いしている方が多いのでいちおう説明します。
1日(24時間)を980円で、海外でデータ通信が利用出来るサービスです。
しかもアプリに開始というボタンがあり、現地でそのボタンを押してからの24時間カウントなので、かなり有効に使えそうです。
従来の海外ダブル定額サービスは、日本時間を基準にした24時間なので、現地の時間帯によっては、すぐに2日間の料金が発生する、なんてケースも多々ありました。
au世界データ定額サービス
2016年7月よりサービス開始。
対応エリアも海外旅行者がよく行く渡航先の7割をカバーしているようで、タイやアメリカ(ハワイ含む)など、主要な旅行先で利用可能なようです。
980円で新たにデータ容量を買うわけではなく、現在の契約内容の残りデータ容量を海外でローミングしながら使う権利を買うというニュアンスです
★例えば
現在、データ容量を7GBで契約していて、すでに2GBを日本で使っている状態で、海外に行った場合、渡航先で残りの5GBを使えます。ローミングを利用しながら980円/24時間。
日本にいるのとまったく同じ感覚で、海外で使えますのでwifiルーターを借りる必要がそもそもありません。
wifi用のバッテリーや充電備品なども必要なくなるのはうれしいですね。現地などで格安SIMカードを購入する煩わしさもなくなります。まったく日本にいるときと同じということです。
①専用の【世界データ定額】というアプリをダウンロード
②日本にいる間にアプリ初期設定を済ませる
③データチャージに加入する。
これが現地で利用するための必須条件です。ご注意ください。
4日間使えば約4,000円という費用もかかりますが、いろんな煩わしさから解放されるならコスパの高い便利なサービスだと思います。
世界データ定額と海外ダブル定額のすみわけ
また、原則的には世界データ定額と、海外ダブル定額はすみわけがなされているようで、例えばハワイやタイだと、世界データ定額が使えますが海外ダブル定額は使えません。逆にフィリピンやロシアだと、海外ダブル定額が使えますが、世界データ定額は使えません。(2016年12月現在の情報なので、最新対応エリアについてはauさんで確認ください)
両方のプランを使えてしまうと、データ通信を使っている最中に、どちらのサービスを使っているのかの判断が難しいので、すみわけを進めていると思われます。
世界データ定額で使えるエリアをどんどん進めていって、海外ダブル定額を減らしていきたい方向だと感じています。
※海外ダブル定額とは、従来からある海外ローミングサービスのことで、24.4MBまでの使用は1,980円で(一瞬で到達する容量です)、それを超えると2,980円で使い放題になるサービスです。ソフトバンクやドコモさんもこのシステムです。毎日2,980円かかると高額なので、なんとかもっと安く海外ローミングを提供したいという、企業努力の結果が、世界データ定額サービスといえそうです。
まとめますと
- 世界データ定額とは(24時間980円)で海外ローミングが使える
- 事前準備として、世界データ定額というアプリをダウンロードし、初期設定を済ませることと、データチャージというサービスに加入することです(絶対条件なので、注意してください)
- アプリの初期設定とデータチャージはもちろん無料ですし、設定も簡単です
- 現地に着いたら、まずスマホの設定画面でデータローミングをオンにします。音声ローミングは使うならオン、使わないならオフです(音声は別料金なので注意してください。ショートメールもデータ通信ではなく、音声ローミングです
- 次にアプリを起動し利用開始ボタンを押します。24時間のカウントダウンが始まりますので、海外データローミング24時間980円のスタートなります。
注意が必要なのは
現地についたとき、スマホの設定画面でローミングをオンにするという作業がファーストアクションになります。設定→モバイルデータ通信→通信のオプション→ローミング
データ通信と音声データ(通話)は別物です。
データ通信はウェブの閲覧やメールをするための、文字通りデータ通信のON、OFFです。このデータローミングをオンにします。音声データ(通話)はするならON、しないならOFFですが、通話は別途通話料金が必要ですから注意してください。
そうしますと、こういったショートメールが届きます。
ここで初めてアプリを起動して、海外で使う→利用開始となります。
まずローミングをオンにしないとアプリを開くことができないというイメージです。
電波状況などで、ショートメールが届かないことも予想されます。とにかく流れとしては、ローミングをオンにする→アプリ起動して利用開始ボタンを押す。です。
この利用開始の画面は、日本にいる間は表示されません。
渡航先でローミングをオンにしたあと、アプリを起動することで初めて表示される画面となります。このあたりもauさんは説明不足ですね~本当に嫌いですau。この画面を日本にいるときに探しまくり。
上手くいきますと、これで24時間のカウントダウンが始まりますので、wifi環境などを気にせずに、980円/1日でローミング開始となります。ちなみにこれは私がハワイで使用したときの画像で、ハワイ(オアフ)の場合ですと、T-mobileやAT&Tなどの現地大手の通信会社に接続となります。
ここで注意が必要なのが定額アプリを使うためにはローミングをオンにしっぱなしということです。自動でオフになることはありません。
★なんらかのアプリや回線の不具合で、なかなか利用開始のボタンが押せない(カウントダウンが始まらない)こともあるでしょう。アプリ起動の前に大量のメールを受信したりなど。
★24時間利用したあとでも、自動でローミングはオフにはなりません。ローミングオン状態のままです(なんらかの動的なwebブラウザを閲覧中のまま寝落ちしっちゃったりメール受信したりバックグランドでの動作があったりなど)
★auが契約している会社としか定額ローミングはできません。特にハワイなどの島が点在するような場所ですと、意図せぬ接続先に接続される可能性。
ローミングがオンの状態のまま
定額アプリを起動していない状態(できない状態)も存在するということです。
★auの世界データ定額公式サイト
ここのポイント1と2を見てみてください。
ポイント1
渡航先でワンタッチで利用開始
利用開始を押すまで
通信料金は発生しません。
通信料金は発生しません。
ポイント2
必要なときだけ使える
利用開始を押してから24時間で
自動切断されるから安心
自動切断されるから安心
これはアプリの開始ボタン押すまでは980円が加算されることはないですよ、っていっています。また自動切断するから自動で2日目の980円に突入することはないって言っています。
でもその間も
ローミングはオンになりっぱなしです。
なんでローミングはオンになりっぱなしだから注意しろって赤字で書かないんだろう。980円がどうこうの話じゃないですよね。
私は24時間の時間切れに気づかずに
(24時間経っても、勝手にローミングボタンはOFFにされないので)、間違えてというか、気づかずに数分ほど利用してしまいました。googleマップの現在地情報の利用。
157に後日問い合わせたところ
この状態が発生すれば、できるだけお客様の不利益にならないよう相談させて頂く準備はある、との回答でした。
なので
気づかずにパケ死した金額を請求されたら、たまったものじゃありませんので、海外に行く前に、auに問い合わせて、この状態が起きた場合、どうしてくれるんだという担当者とのやり取りを、録音なり、メールなり形に残るように記録しておくことをお勧めします。
2016年11月現在の情報です。
未来は変わっていると思いますので直接auさんに確認はしてください。仮にいろいろ改善されていたとしても、auという会社は説明不足がひどいです。そのあたりを注意して確認されてください。参考になれば幸いです。
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